脳内の神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをする。
生死に関わるような体験をし、強い衝撃を受けた後で生じる精神疾患。
うつ病治療の基本薬で、現在は副作用の少なさを考え、SSRIやSNRIが主に使われている。
睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠の2つから成る。ノンレム睡眠は浅い睡眠から深い睡眠まで4段階に分かれる。
血中のニコチン濃度がある一定以下になると不快感を覚え、喫煙を繰り返してしまう疾患。
アルコール依存症の原因に遺伝が関係することは確かです。特にアルコールを分解する酵素の遺伝子による違いが、依存症のなりやすさに強く影響することが知られています。さらに、最近では環境による影響の受けやすさに遺伝が関係していることがわかっています。しかし具体的な遺伝子については十分にはわかっていません。
心的外傷後ストレス障害(Posttraumatic Stress Disorder)の略です。生死に関わるような体験をし、強い衝撃を受けた後で、その体験の記憶が当時の恐怖や無力感とともに、自分の意志とは無関係に思い出され、まだ被害が続いているような現実感を生じる病気です。日本の総人口の1.3%に生じるとされ、それほど珍しくない病気といえます。3カ月以内に半分以上の方が自然回復するものの、1年以上経っても一定数の方は自然回復しないとする研究もあります。持続エクスポージャー療法(認知行動療法)やSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの薬で治療することができるようになってきました。