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発がん性物質(はつがんせいぶっしつ)

がんを誘発するか、またはその発生率を増加させる化学物質。

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がんを誘発するか、またはその発生率を増加させる化学物質、あるいは化学物質の混合物のことを意味します。動物実験で良性および悪性腫瘍を誘発した物質もまた、腫瘍形成のメカニズムが人には関係しないとする強い証拠がない限りは、人に対する発がん性物質として推定されるかまたはその疑いがあると考えられます。

最初に化学物質の発がん性を示した研究として、日本人による1915年にウサギを使った実験でコールタールを刺激物として実験的にがんを発生させることに成功したという事例がよく知られています(市川、山極らによる)。現在、国際がん研究機関(IARC)では物質や生活環境などについて評価した発がん性リスクの一覧を公表しています。

発がん性物質を多く含んでいるものとしてよく知られているのはたばこの煙です。たばこの煙に含まれる発がん性物質やその他の有害物質は、分かっているだけでも200種類以上になるとされています。また、主流煙よりも副流煙の方がより多くの発がん性物質を含んでいることが明らかになっています。