情報提供>ライフサイクルと飲酒
高齢者にとって過度の飲酒は健康寿命に関わる病気の強力なリスク因子です。特徴として自身の退職や配偶者の死などのライフイベントが飲酒量を増やす原因となります。生き生きとしたライフスタイルを維持し、「節度ある適度な飲酒」を守ることが肝要です。
若者の飲酒は、中高年と比較して、急性アルコール中毒やアルコール依存症等のリスクが高くなり、事件・事故の関連も深いという特徴があります。その対策としては、飲酒禁止年齢を用いた対策が効果的です。
近年女性の飲酒は頻度、量ともに増加し、男性に近づいています。女性はアルコールによる肝障害を来たしやすく、不妊、自然流産、乳がんの危険が高まります。妊娠中の母親の飲酒では、胎児性アルコール症候群を来たすことがあります。また短期間で依存が形成されることもあって女性のアルコール依存症も増加しています。
